掛け持ちのメリット・デメリット

掛け持ちする一番のメリットと言えば、収入が安定するということだ。フリーランスで得られる収入にアルバイトで得た収入をプラスすることができるため、収入が増え精神的にも安定していくだろう。
フリーランスは毎月の収入が安定していないと不安に苛まれることがあり、もっと頑張って稼がなければと思い、安い案件にばかり手を出して体を壊すこともある。精神が安定しないとクリエイティブな仕事ができなくなるので、掛け持ちして精神を安定させることはとても大事だ。
フリーランスは基本的に自分のために行う仕事だが、アルバイトの場合は組織のために働くことになる。接客でお客さんと触れ合ったり、フリーランスとは違う経験をすることで、今後の仕事に活かされることもあるだろう。

フリーランスとアルバイトを掛け持ちすることで生じるデメリットは、時間が拘束されるということだ。
フリーランスでは自由な時間に働けるのがメリットだが、アルバイトを掛け持ちすることでフリーランスで仕事をする時間が限られてしまう。アルバイトによりフリーランスで働ける時間が狭まれば、集中力の低下や、質の悪い仕事に繋がってしまうこともある。
フリーランスに費やす時間がアルバイトを掛け持ちすることで減少すれば、フリーランスで成功するまでの時間がかかってしまうことになる。また、フリーランスでは突発的に発生する案件もあるので、アルバイトとフリーランスの仕事が重なり、バイトを休んだり、案件の締め切りを延ばしてしまうといった事態にもなりかねない。
このように、フリーランスとアルバイトを掛け持ちすると時間に拘束され、フリーランスのフットワークの軽さが活かせなくなってしまうこともある。そのため、掛け持ちのメリットとデメリットをしっかり把握し、両者のバランスを取って案件に取り組むべきだろう。